皆さまこんにちは。
SSゼミナール寝屋川校の原田です。
成績の上げ方についての連載ブログ第3弾です。
過去分についてはコチラ↓
①
http://sszemi-neyagawa.com/blog/blog/135/
②
http://sszemi-neyagawa.com/blog/blog/143/
成績を上げるためには、
『自分のレベルにあった問題に集中する』
ことが重要でそのやり方についても前回触れさせていただきました。
生徒を見ていると上記のことができるだけでかなり成績は伸びるのですが、
伝説的な爆上げをするためにはそれだけでは不十分です。
ここからは短期間で、一気に成績ブレイクする方法について。
それは、
『徹底的に反復する』
これです。
この言葉自体は何も目新しいことではなく、
誰もが「そりゃそうだろ!」と頷くことではないでしょうか。
「反復する」ことは多くの生徒が実践済みかと思いますが、
この「徹底的に」の部分が足りないんですね。
その「徹底的に反復する」という方法論よりもまず、
なぜ子どもたちは反復しないのか、継続できないのかについて考えてみたいと思います。
子どもが反復しない理由
「勉強できるようになろうと思ったら何度も反復すればいい」
ということはおそらくほとんどの子どもが頭ではわかっています。
言うまでもなく講師陣もそれを理解しているので、「何回もやれ!」と言います。
しかし、「何回もやれ!」と言うだけで子どもたちが何回もやるようになるかと言うと、
ぜっっったいにやりません!!!笑
そりゃそうですよね。
大阪には古代より伝わるこんな言い伝えがあります。
「ごめんで済んだら警察いらん」
これを教育界の言葉に言い換えるとこうなります。
「勉強せぇ言うだけで勉強するなら塾いらん」
どれだけ、効果的な勉強法についての方法や、その重要性を論理的に説いたところで、子どもたちはやりませんよ。
正しいことでは人は動かないので。論理や合理的な話で人は動きません!
英語やダイエット、筋トレに関するサービス(書籍も含め)はいつの時代もすごく売れるらしいんですね。
なぜかというと、みんなやった方がいいのは分かってるけど、結局続かないから。大人も子どもも同じです。
じゃあ何故、やらないのか?
「だって面倒くさいもん!!!!」
これが本音だと思います。
もっと言うとその面倒くさいことをしてまで成績上げたいとは思わないもん。ってことだと思います。
じゃあどうしたらいいのか。
「効果が出るまで伴走する」のが一番いいと思っています。
実際に正しいやり方、効果的な勉強法をしてみたら、
本当に効果が出るというのがわかると途端におもしろくなるものなんですね。
この喜びはいくら口で言っても子どもたちには伝わりません。
子どもたちの頭の中はこんな感じです。
「今まで自分がやってきたやり方と違うやり方をやるというだけでも面倒くさいのに、」
「1回やるだけでしんどいのに、これ何回もやるとか辛すぎるやろ。」
「こんなやり方でホンマに成績上がるんか?」「あーめんどくせぇぇぇ!!!」
反復すれば成績が上がるのはなんとなくわかる。でも面倒くささに勝てない。
ということはこの心理的負担を少しでも減らすことができれば反復できるようになると思いませんか?
勉強嫌いのための徹底反復法
厳密に言うと科目ごとによってもその反復法は変わるのですが、まずはポイントだけ。
①一度に全部理解しようとしなくてもいい
②一問あたりに何十分もかけなくていい
例えば英単語なら、300語の単語を1か月で覚えようと思ったときに、
生徒がよくやりがちなのは、
1日10個ずつ、完璧に覚えてから次の10個を覚える。という方法。
1日目に「よしやるぞ!」と意気込んでやりだしたはいいものの、
1日経ち、2日経てば前回やった内容覚えてるかな?と気になってみてみると忘れてる。
その前回やった内容を思い出すことに時間を使って結局全然前に進まない。
30日経つ頃にははじめにやった10個の単語のことなんか完全に忘れてる。
あるいは、あーもう全然覚えてないじゃん!と辛くなって3日でやらなくなる。
こういうことがよくあります。これは非常に効率が悪い。
じゃあどうするか、
1日に100個ずつのペースでやる。つまり3日で1周。1か月で10周する。
その時に、1周目で完璧に覚えようとしない。
最初は、とりあえず1日100個目を通せたらクリアとする。
いきなり、発音も、日本語の意味(しかも複数の意味全てとか)も、類義語対義語も、スペルも全部覚えようとするから挫折しちゃうのです。
まずは、「単語帳をこの1週間毎日開いた」という事実さえあればOKとしてください。
眠い日やしんどい日は10秒パラパラめくるだけでもいい。その変わり毎日絶対やることを目標としましょう。
そして、1日に30分以上かけない。できる人は「文字を見たら発音がわかる状態」を目標にしてもいいでしょう。
それが出来れば、「英単語を見て日本語の意味が1つ言える状態」を、それが出来れば類義語対義語も、
という風にハードルを極端に下げて、テーマを一つに絞ってやることをお勧めします。
1周目は理解度10%、2周目、3周目でも理解度は15%くらいでもOK.
これが5回、6回と回を追うごとにあるタイミングで一気に理解できる日が来るのです。
慣れてくれば1日に1000語ずつとか、単語帳1日に1周(2,000語くらい)ずつということもできるようになります。
英単語を覚えるときは人の顔と名前を覚えるようにやるのが一番です。
1学期でクラスが一緒になった子の名前って、たいてい3学期終わるころには勝手に覚えていますよね?
いちいち書いて覚えたり、ましてや単語帳みたいに顔写真と名前のメモ作ったりしてないですよね?笑
「接触頻度」は記憶において非常に重要な要素。数学、社会等他の科目でも基本的には同じです。
実はこの考え方って根本は瞬読と同じなんですよね。
読書でも同じなんですが、詳しくは下記ブログ参照。
https://ss-seminar-neyagawa.amebaownd.com/posts/5029365?categoryIds=419694
本当はこの徹底反復に関してももっともっとポイントがあるのですが、
ただここで長々とその徹底反復法についてのやり方を書いたところで結局やらないのは分かっているので、
やはり一番は、そのやり方を熟知している人のそばで一緒にやるのが一番だと思います。
友達でもいいし、学校の先生でもいいし、塾でもいいし。
ということで、SSゼミナール寝屋川校ではただいま絶賛生徒募集中ですので、
皆さまのご紹介おまちしております!笑
今日はこの辺で。
↑は東大主席合格 山口さんの7回読み勉強法。理解度のイメージはこんな感じです。
教室内に書籍や雑誌等置いてますのでもっと知りたい方はぜひお声がけください。
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