皆さまこんにちは。
SSゼミナール寝屋川校の原田です。
先日、卒業生のお母さまがお店をオープンするということで遊びに行ってきました。
お店はカラオケbarということで、カウンター越しにお母さまとも直接お話しながら料理を楽しむことができたのですが、
なかなかパンチの効いたお母さまで、「ザ☆寝屋川のおかん」と言うと少しは伝わるでしょうか笑
とにかく弾丸トークが止まらない笑
しかもその内容の9割は子どもたちのこと。
お店にはトータル5時間半くらいいたのですが、もうずっと子どもの話ばかりしてました笑
これってすごくないですか?5時間半も子どもの話できます?
わが子の話だけじゃなく、幼馴染の〇〇君についてとか、ママ友の〇〇さんとのエピソードとか、本当に止まらないんです。
最後、私の口から「そろそろ閉店の時間大丈夫ですか?」という一言がなければそのあとどこまで続いてたか分かりません笑
途中、その卒業生とお父さまもお店に来てくれて一緒に話をしていたのですが、本当に仲がいいんですよね。
学校の話や友達の話、恋愛事情、将来の話など、そんなことまで話すの!?ということまで家族間で普段からお話されているようで少し衝撃的でした。
その会話のやり取りを直接見てみないとなかなか私の文才では伝えきれないのが悔しいですが、
「ザ☆寝屋川」「ザ☆大阪」という言葉が一番しっくりくるような、ボケとツッコミが交差する中、時に激しい口調も交じりつつも愛のある、そんなご家族のやり取りを見させていただきました。
しかし、よくよく話を聞いていると、昔からずっと仲が良かったというわけではなく、その子も小学生のころはかなり荒れていたようで、あまりにケンカが絶えないという理由から格闘技を習わせたというほど。ご両親も相当困っていたとのことでした。
そこである疑問が、
「一体何故、この子はこんなにもいい子に育ったんだろうか?」と。
明るくて、友達も多く、非常に礼儀正しい。おまけに家族関係も良好。
そのカギは、
『ナナメ上の関係』
にあるのではないかなと思いました。
つまり、親子関係や上司部下の関係をタテの関係だとして、
友人や同僚はヨコの関係だとすると、
タテの関係だけでは、どうしてもギクシャクしてしまう。
ヨコの関係だけでは、大きな学びや成長が少ない。
しかし、
親戚のお兄さんとか、仲のいい友だちのお姉ちゃんとか、近所のおじさんとか、部活のコワい先輩とか、習い事の先生とか。。
そういったナナメの関係が彼をここまで成長させ、家族間の中をとりもったのではないかと思いました。
ナナメの関係が豊富であれば、
何か間違ったことを指摘されたときにもスッと腹落ちして反省できますし、
そういった人生の先輩たちの姿を見て良くも悪くも学ぶこともあると思います。
例えば同じ一言でも親から言われるのと、お兄さんお姉さんに言われるのとでは全然刺さり方が違いますよね。
そういうナナメの関係性が、寝屋川という街は非常に強いと思います。
昔から寝屋川でお住まいの方が多いからなのか、子どもを地域で育てようという雰囲気を感じます。
この点はやはり都会とは全然違うと思いますね。
塾内でもナナメ上の関係性を
SSゼミナール寝屋川校でも、講師の中には学生の方もいるのですが、
やはり生徒に対して、同じことを言うにしても私から言うのと、学生講師が言うのとでは刺さり方が全然違うと感じることがあります。
もっと言えば、このタイプの子には、この先生から言ってもらった方が刺さりやすいな~、とか、
この子の場合は、あの先生から言ってもらった方が素直に聞くだろうな~とか、
この内容のことなら生徒から生徒へ言ってもらった方がいいだろうな~といったことがどうやらあるようです。
これは、生徒への対応だけでなく、職員やスタッフに対しても、あるいは家庭内でも同じことが言えると思います。
マネジメントするうえで、Aさんに直してほしいところを伝える際に、自分から直接言った方がいいのか、誰かを通していった方がいいのか。誰と誰をペアにした方が伸びやすいのか。
あるいは父から言った方がいいのか、母から言った方がいいのか。
あまり偉そうには言えませんが、言われる立場としてはそうこともあるのかなと思います。
そもそも今どき「学校に行く意味あるんだっけ?」とか、
「勉強する意味あるんだっけ?」とかそういった話も耳にするのですが、
塾に行く意味の一つとして、このナナメ上の関係をつくることというのは意外にも子どもがすくすく育つための大きな理由になるのではないかなと、そんなことを感じた1日でした。
今日はこの辺で。
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